超イケメン☆ホストクラブ
「ああ……銀河の奴は、当時からもててたからな…。彼女への、女たちからの嫌がらせが凄まじかったんだよ…。

もちろん、あいつは全力で美憂を守ろうとしてたし……自分のいるところじゃ手なんか出させなかったけど、

あいつのいないところで、美憂は陰湿ないじめを受け続けてたらしくてな…」

「そんなのって……」

なんて言ったらいいのか、わからなかった。

銀河の悲痛なまでの想いが伝わってくるようで、私はこぼれそうになる涙をようやくこらえていた。

「……美憂は、もともとおとなしかったから、そういうのに耐えられなくなってたんだろうな…。

だんだんに追い詰められたようにもなって、ある日、自分から死ぬことを選んだんだよ……」

「自分から死って……そんなっ…」

胸が、潰れそうな程に痛かった。
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