それでも、君じゃなきゃダメなんだ





「……大丈夫だよ。あなたは、あたしが必ず守ってあげるからね」





あたしは自分のお腹にそっと、手を当てた――――。






『おめでとうございます。妊娠2週間目ですね』





そう言われたのは、一ヶ月ほど前だった。





「――――え…?」





『どうしますか?産まれますか?』





すぐに返事なんて、できるはずもなかった。





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