王龍2










あたしが偽りの姿を取ると
ヒューと口笛が後ろから聞こえた



「ホントに同一人物だったんだ?」




「・・・そうだ」




「「「「な・・!!?」」」」



あたしの口調が変わった事に
また周囲は驚いたようだ


いい加減驚くのに疲れないのか?
って、驚く原因作ってるのあたしか



「会えて嬉しいよ龍姫」



「あたしはまったく嬉しくないがな」



「えぇー?そんな事言わずにさー
もっと仲良くしようよ?」



「・・・・ハッ」




仲良く?ふざけんなよ



あたしは海堂に蹴りを入れようとした



< 324 / 394 >

この作品をシェア

pagetop