リンゴ飴より甘い恋
そんな……
気づかなかった。
だって、自分が先生を
好きだって自覚したのは…

つい最近だし……。


「俺さ、諦めないから。」

「え……?」

「林瑚のこと。
絶対に諦めない。

だけどそしたら林瑚、接しにくいだろ?

だから、今まで通り、仲良くしようぜ(笑)」

一瞬、泣きそうな表情を見せたけれど
すぐにいつもの梓君に戻った。

「これからも、友達として仲良くしてね(笑)

それから……
好きなってくれて

ありがとう(笑)」

「あぁ…(笑)
じゃあ、また明日な。」

あ…もう家の前に着いていたんだ…。全然、知らなかった。


「…そんな可愛い事ばっか言って。
お前って奴は…(笑)」

階段を登ろうとしていたら、
大好きな人の声が聞こえた。

振り返ると、そこには

大好きな彼が、
呆れながらも微笑んで立っていた。

< 101 / 114 >

この作品をシェア

pagetop