リンゴ飴より甘い恋
たしか…
この辺り…あ、ここだ。
…だけど、謙也偉いな(笑)妹が一人になるからって言って(笑)

いくつの子なんだろう。
まぁ、いいや。

ピンポ―ン

ガチャ

ドアが開いた。

ドアを開けたのは、

幼くて、可愛らしい

小さな女の子だった。

「…おにいちゃんの
おともだち?」

「そう、友達(笑)。

お名前は?」

「りんご!5さい。」

そう言って手を広げ、
指を5本見せてくれた。

「林瑚ちゃんか(笑)
可愛いね(笑)」

俺は、林瑚ちゃんの頭を撫でた。

髪はサラサラしていて柔らかくて、気持ち良かった。

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