蝶々遊び

「・・・・・・・・・・・う」

今日は体調が悪い
・・・いや、本当は昨日の発作から体調が優れない。

「麻朝ちゃん、薬よ」
「ありがとう・・・お母さん」

以前は、心臓だけだった。
けれど今は、それ以外の病気も持ってしまった。

「(・・・もう、死んだらいいのかな)」

病気は良くなる気配を見せなかった。
むしろどんどん悪くなる。
麻朝はもはや、生きる気力を削り取られていた。
< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

キラキラロード

総文字数/6,613

コメディ11ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
坂上皐月(サカガミサツキ)15歳。 恋人、なし 成績、平均値 部活、無所属 平々凡々。 普通という言葉は彼女のためにあるようなものだ。 ただひとつ、彼女にも誰にも譲れないものがあった。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop