【ホラコン】エキゾチック・ジャパン!
ビビりあがって腰が抜けた敦也は放っといて眞は彼女に歩み寄って行った。

そして全身ずぶ濡れになりながら

「お前、何しよるん?」

別にナンパなんかする気は無い。

何故なら…彼女は鈴木杏とかけ離れた容姿をしていたからだ。

彼女は、うつむいたまま静かに呟いた。

「人を…待ってるの」

そう言って眞の向こう…遥か彼方に視線を移した。
< 9 / 18 >

この作品をシェア

pagetop