ハルオレ☆ -前篇-
「キャア!遠山君!?」
倒れた俺に西川さんが悲鳴をあげる。
「遠山君!だ、大丈夫ですか!?遠山君ってば!遠山くーーーーーん!!」
薄れゆく意識の中、西川さんの心配そうな声が頭に木霊する。
そして俺はそのまま意識を失った。
まさか自分から西川さんにキスをしてしまったというとんでもない事実を胸の奥深くにしまいこんで・・・・
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日本の大学受験のため、俺が住むことになった北洋高校学生寮『蘭藤荘』。
そこには俺の想像を絶するほどの変態スペシャリスト達が待ち構えていた。
『住めば都』なんて言葉はまったく似合わない。
本当に蘭藤荘は世にも奇妙で最恐の学生寮だった。
そんな蘭籐荘は、俺にとっては『乱闘争』なのかもしれない。
さてさて。俺はこれから無事にこの蘭藤荘で平和に生活できるのでしょうか?
いやいやいや!今更そう思ってもこれから平和なんて来たら逆に不自然でしょうが!(゚ Д゚;)
(´_ゝ`)…。
まぁ…俺の今後の学生生活については次回に続くということで…。
これをもちまして一度、物語の幕を降ろしたいと思います。
(;´_ゝ`)…。
(ノ ゚Д゚)ノああああああああああああああ!
本当に俺って…最後の最後までえええええええええええええ!!
さ、最悪なんですけどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
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【ハルオレ☆乱闘争!~春~ 完】
