好きで、好きで、好きすぎて。



『この子めっちゃ可愛いじゃん』


玲があたしの髪に
ふれようとした時




もう一つの手がそれを阻止した。






『さわるな』




悠があたしをかばったんだ。





『え?え?え?』



玲は動揺を隠せない。






あたしもびっくりした



だってあたし
悠の彼女でもなんでもないのに



嬉しくて

嬉しくて

嬉しくて

嬉しくて

嬉しくて




ただ…



嬉しくて
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