はつ恋
僕は殆ど海での時間を、ジュディとの会話とパムの水遊びに付き合った。
まだまだ父親が恋しい年ごろのパムは、僕を放さなかったのだ。
素直に僕を求めるパムと違って、ターミーはチラチラこちらを伺いながらも、一定の距離を縮めようともせず、フリーダと声高に大学の男子生徒の話などをしていた。まるでフリーダよりも僕に聞かせたいがごとく。
僕はこんな小さなパムにまでやきもちを焼いているらしいターミーを、少しばかり焦らしてやろうかと、ますますパムとの水遊びに精をだしたのだった。
結果、傍目には馬鹿らしい稚拙な態度を僕らは取ってしまったみたいだった。