はつ恋


気がつくと、とっぶりと日が暮れていた。


「まずい、帰ろう。ここから家までどのくらい?」


「ジブニーで15分ほどよ」


「タクシーは拾える?」


「手を上げさえすれば、誰でもね!」


ターミーはとてもチャーミングに笑った。


僕らは通りでタクシーを捕まえた。





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