はつ恋


やみくもに走らせた海沿いの道路わきでモーテルを目にすると、僕はとっさにハンドルを切った。


ターミーは驚き、そして恥ずかしそうに僕を見つめた。


駐車場でサイドブレーキを引き、エンジンをかけたままターミーを抱き寄せた。





僕はモーテルに入らなかった。


僕は彼女をどうすることもできなかった。

< 178 / 200 >

この作品をシェア

pagetop