もしも翼があるのなら…
『翔よかったね。』
監督と話してたのを聞いてた悠里が寄ってきた。
『ありがとう。お前にもカッコいい姿みせてやりたくて。頑張るから。』
悠里の頭を撫でた。
俺たちは、夜遅くまで練習に励んだ。
『3日前だけど東京まで距離あるし、疲れが残るといけないから早めに終わろう。』
毎日暗くなるまでやっていたが監督が早く帰るよう行った。
これが運命の分かれ道だった。
悪夢は突然やってきた。