月夜の散歩

対面する2人

次の日は兄の送迎で学校へ通った


携帯の電源はおとしたまま


彼らとの連絡を一切たった


このまま離れてしまえば楽かもしれない


そんな事も考えていた


涼子には話した親友だから


兄と同じ様に「ちゃんと話しなさい」と言っていた


みんなには内緒にして欲しいと頼んだ


涼子は溜め息を吐いていたが了解してくれた


「春樹さんに宜しくね」


「はいはい…じゃあね」


涼子と別れ兄が待つ車へと急いだ
< 124 / 222 >

この作品をシェア

pagetop