月夜の散歩
「陽菜は勘違いしているみたいだよ…?まぁそれがきっかけで自分の気持ちに気付いたようだけど…」


「何ですかそれ…」


「直接聞きなよ…」


「会わせて下さい…
お願いします!」


「陽菜の事を守れるのか?あいつを任せても大丈夫な男なのか君は…」


「あいつしかいらねーこの先もずっと!俺が守ってみせる」


ぐっと俺を見据える


この男にかけてみたくなった…陽菜の未来を


「解ったよ…会わせやる…陽菜の闇をとり除いてやってくれ」


俺はあいつに委ねた陽菜を闇から救う事を
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