月夜の散歩
本当は両親にも兄にも甘えたかった


でも心の闇はそれを許さなかった


甘えたで寂しがり屋本当のあたし…


活発で好奇心旺盛だった姉


陽菜と夕菜どちらもあたし


夕菜の部分を捨ててしまうのでは無く供に生きよう


これが自分らしい生き方だと思う


今はまだ両親に甘える勇気はないけれどいつかはちゃんと向き合おう


冬夜の温かい腕の中でそんな事を考えていた

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