月夜の散歩
「もしもし?」
『買い出しすんだか?』
冬夜からだった
今日は文化祭の買い出しに行くからすぐには帰れない
あたしはお昼休みに冬夜に連絡しておいたのだ
「危ないから駄目だ」と言う冬夜を説得するのは大変だったけど…
なんとか許可を得たあたし達は今こうして買い出しに来ているのである
済んだら連絡しろと言われていたのだ
「まだもう少しかなー?」
『後ろ見ろ…』
「えっ…」
あたしは「んっ?」と小首を傾げ振り向いた