月夜の散歩
そんな嵐を余裕な顔して冬夜は見ていた


「んだよっその余裕はよーでもっ何時までもつかなぁ♪」


何だか楽しそうに冬夜の耳元に近付き息を吹きかけた


「えっ?!」


ピクリとも動かない


「あれれれっ?!もう一回…ふぅー」


「何度やっても同じだ…気持ち悪りーから離れろ!!」


冬夜はぐいぐいと嵐を足で後ろに押す


「陽菜ちゃんやってみてよ♪」


瞳をキラキラさせたて優が可愛い顔してあたしを見る


「…うー…頑張っあたし」


「なにを頑張るって?」


さっと動き耳元で名前を呼んだ


「と・う・や」


冬夜の身体がぶるっと震えたのがわかる
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