校舎の屋上からIを込めて
これは、ゲームセンターのアトラクションでも映画の撮影でも無い。現実に行われている事だと、俺の肩の痛みはそう告げていた。

一通りの目標を殲滅させると、俺は汗を拭い、足元に目をやる。そこには、血溜まりの中で栗色をした長髪の女性が倒れていた。

整った顔立ちと小動物の様に愛くるしい瞳にも今は生気の色は感じられず、黄土色に染まろうとしていた。
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