黒蜜蝶
元気よく駆け出すあたし


もう少し遅く駆け出していたら―――


「大野さん!!雷迅鬼龍が動き出しました!!」

「蜂谷…か?」

「はい…」

「そうか…で?」

一瞬、黙りこんだ男はゆっくりと口を開き出した


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