黒蜜蝶
と 言うことで俺は携帯を耳に当てた


「恵深?」

「………」

「めーぐみ!!」

「………」

なんで喋らねーんだよ…

「めぐ――…」

「ふぇ〜奏南がぁ」

なぜか泣いてる俺のお姫様
「どーした?」

「奏南が…奏南が!!」

――――

奏南ちゃんの事を心配して泣いて…

可愛い…
可愛すぎる…


「また…電話する…」

「あぁ…」

結構 長電話だったと思ったが…

総長様はまだ通話中のご様子で

< 194 / 326 >

この作品をシェア

pagetop