黒蜜蝶
だ〜か〜ら


視線が痛いの!


2人はあたしを引きずったまま階段の前で立ち止まる

静かに顔を見合わせて…
隼斗さんはニッコリ笑ってあたしの腕を離した――――


と思いきや…

ふわぁ

またしても浮いたあたしの体。


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