今日から私、男子校


私はアンカーである
響にすべてを任せるため
バトンを渡した



今までで1番
上手く渡せれたバトンをもって、響は
1位との差を
ぐんぐんと縮めていき


大逆転をした。




そして私たちのクラスは優勝する事が出来た。




―――――――――――

みんなが打ち上げに
行くなか、約束があると嘘をついて


寮へと帰ってきた。




自分の部屋に行くための階段をここまで
長く感じだのは
初めてだった…



私が階段をのぼりきった瞬間、いきなり
目眩が襲ってきて



私は意識を手放した。



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