先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】



好きだからいいよね?



「ちょ…里那いつからそんな大胆な子になったの…?」




慎先生の顔がどんどん赤くなっていく。




「…だって…」






「だって…?」















「慎先生の事…好きだもん!」






私の顔もじょじょに真っ赤になっていく。






「もう…いいよね?」




「へ…?」









慎先生は私にキスをした。







そのキスは暖かくてほっとしてしまうようなキス。






息が出来なくなりそう…







「…っ…く…るし…」





慎先生は気がついたらしく、すぐに離す。



口が寂しい感じがしたがキスで窒息死ってのも嫌だからよかったような…よくなかったような…




「ごめんね?夢中になってた。」





慎先生が謝る。




「大丈夫ですよ?気にしないで下さい。」




「それに、昼言ってた続きしたかったしね?」





「…あっ…そんな約束してたんだ…」




私はため息をつく。



でもそれは青いため息じゃなくてピンクのため息。



幸せのため息なのかな?




その後慎先生は戻って私はまた料理を作り始める。



「できた!」





15分くらいで出来たオムライス。




「何これ…美味しそう」




慎先生は喜んでいた。




慎先生の笑顔は誰でも見取れるんじゃないかなってくらいかっこよかった。




本人には言わないけどね?







そしてそのオムライスは慎先生が綺麗に全部食べてくれました!





また料理作れたら作ろうかな…!

















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