DESTINY〜君と出会えたキセキ〜
隣にいる麻紀によると…… 

「美優ちゃん、今日はお見合いらしいよ!」


「えぇぇぇぇー、お見合い!?」


ここは銀座だというのに、思い切り大声を出してしまった。


おまけに、今日は歩行者天国。道行く人が振り返る。

咄嗟に、口元を手で押さえ、再び訊ねた。


「ウソでしょ?……本当に?」 


当たり前のように頷く麻紀を見て、さらに驚いた。


この年でお見合いだなんて、考えられない!


しかも、美優ちゃんくらい清楚で可愛い子だったら、いくらでも相手には困らないはず。


だって、男の子が放っておくはずがない。


“高嶺の花”だから、男の子の方が敬遠してしまうのかもしれないけど。


それでも、見合いだなんて……不思議で仕方なかった。 


「美優ちゃんち、ご両親もお見合い結婚なんだって!自分の親を見ていたら、お見合いもいいなぁと思ったらしいよ!」


「へぇ〜!そんな結婚もあるんだ」


かなり新鮮な驚きだった。


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