DESTINY〜君と出会えたキセキ〜
「えー、わざわざ掛けてきてくれたの?嬉しい!ありがとう」


「えー、わざわざじゃないですよ!めぐみさんの声が聞きたくなったから電話したんです」



……ドキッ



彼は、またしても嬉しいことを言ってくれる。


ほんの小さなことだけれど、彼の優しさに包まれ、胸がキュンとなる。



「めぐみさんは、変わりないですか?」


「うん。この通り、元気だよ!」


「よかった。めぐみさんが元気だと、僕も嬉しいです」


……裕司くん。





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