ブラウスを着て
今度は、電気を点けなくてもすぐわかった。





ある種の覚悟もしてたし、ずっと部屋の扉にかけてたクマのマスコットがなくなっていた。







ぱちっ









まっさらなフローリング、ところどころ画鋲の跡がついたクリーム色の壁。








生まれたときから住んでた家。







お父さんとお母さんがこの家を買ったときは、これよりもうちょっときれいだったんだろうな。
< 11 / 11 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop