キミに惚れちゃったんだもん




「そうなんだ~。

お疲れ!!」




あたしが、一日の中で
一番楽しみにしている時間。







純也とその日あったことを報告しあう。




『ありがとう。

でも、ホント疲れたよ。
共演中の女優がさ、マジで性悪なんだ。

卑怯でさ・・・。』




純也は、最近その女優のことばかりはなしている。





あんまりいい話じゃないけど、

でもその女優が少しうらやましかったりする。





そんなこと、言えないけど。




『凛ちゃんは?
今日、大丈夫だった?』



「うん。

ちょっと襲われそうになったけど。」



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