“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
深い幸せな眠りから叩き起こされて、朦朧とする頭を2・3度横に振る。


誰だよ?


そう訝しがりながらも、この音で遥を起こしたくなくて、とりあえず電話にでるべく、ベッドの上、ひじをついて起き上がりながら、通話ボタンを押した。


すると、起きぬけの耳を突き抜けるのは、


「北村凌のドアホ――っ!!」


大迷惑としか言いようのない、女の怒声。


は?
誰?


キーンとする耳からケータイを離し、ケータイに向かって顔をしかめ、なおも喚きちらすケータイを手に、オレはため息をつきながらベッドから立ち上がった。


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