“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
甘く深いキスと


「形勢逆転」


耳元で囁かれる魅惑的な声。


「遥。
ひとつ、印でもつけとくか」


凌はペロっとあたしの耳を舐めながら、そんな言葉を耳に落とし、


「ひ・・・ゃぁ…」


あたしの胸に顔を寄せ――…


“ちゅっ”を音をたててキスをした。


「約束の印」


そんなことを、唇を離した凌は言ったけど――…?

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