“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
「…えっ?
凌!?」


遥を抱き締めたくてたまらなくなって。


オレなんかとは全然違う、白くて柔らかい肌に顔を埋めたくなって。


「…ゃっ…
凌っ…」


勉強モードだったせいで戸惑って、「いや」なんて。


そんな小さな拒絶をする遥の手首を掴んで。


「遥、ほんとにイヤ?
じゃあ、確かめてみる?」


そんな言葉とともにキスをする、なんて意地悪をして。
< 544 / 641 >

この作品をシェア

pagetop