君まで2ステップ
これでもあたしとしては超頑張った…はず。
でも大丈夫かなこれ…。
たまご粥にしたんだけど…。
自分の料理の腕前のなさを自覚してるからこその不安が、作り終えた今、どっと襲ってくる。
作ってるときは無我夢中だったし…。
あたしはそっとリビングにお粥を運んだ。
ソファーに横になってる晴輝が目に入る。
「晴輝?寝ちゃった?」
「え…あ…起きてる起きてる。」
「お粥できたんだけど…それがその…。」
「…何?」
「若干水っぽすぎた気が…。晴輝、ホントに食べる?」
「え…普通に食べるけど?スプーンくれ。」
『ならいらない。』
そう言ってくれればいいのにって思ってたのに、『食べる』って即答されてちょっと動揺する。
「あの…やめといた方が…。」
「なんで?」
「だってあたしが作ったんだよ?」
わーっ!!自分で言っちゃったよ…!!
でもあたしが料理できないって晴輝も知ってるはずなのにっ…!!
でも大丈夫かなこれ…。
たまご粥にしたんだけど…。
自分の料理の腕前のなさを自覚してるからこその不安が、作り終えた今、どっと襲ってくる。
作ってるときは無我夢中だったし…。
あたしはそっとリビングにお粥を運んだ。
ソファーに横になってる晴輝が目に入る。
「晴輝?寝ちゃった?」
「え…あ…起きてる起きてる。」
「お粥できたんだけど…それがその…。」
「…何?」
「若干水っぽすぎた気が…。晴輝、ホントに食べる?」
「え…普通に食べるけど?スプーンくれ。」
『ならいらない。』
そう言ってくれればいいのにって思ってたのに、『食べる』って即答されてちょっと動揺する。
「あの…やめといた方が…。」
「なんで?」
「だってあたしが作ったんだよ?」
わーっ!!自分で言っちゃったよ…!!
でもあたしが料理できないって晴輝も知ってるはずなのにっ…!!