君まで2ステップ
「あー…ホントバカみたい。」

「え?」

「あのね、晴輝。
今からあたしが言うこと、約束できる?」

「はい?」

「1つ目、いつでもあたしにだけ優しくすること。
他の子には冷たくして!!」

「え?何それ…?」

「どーなのよ?約束できる?」

「…良く分かんねぇけど…約束するよ。」

「じゃあ2つ目。
あたしのワガママにたまには付き合うこと。」

「んなのいつも付き合ってんだろ…?
お前に振り回されっぱなしだし。」

「だからたまにはって言ったじゃない!!
約束できる?」

「できるよ。」

「じゃ…最後。」

「最後?」

「あたしの…そばにずーっといてくれる?」

「え…?」

「この3つが守れるんだったら…









晴輝の彼女になってあげる。」



あたしに言えるのはこれが限界。
晴輝のことが好き、だなんて死んでも言えないしっ!!

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