…きっと恋してる
…───
──…
あたし達は由香里達の所へ戻った
仲良く手を繋いでいる姿をみて由香里も安心していたようだ
「わかったわよ…あの子があんた達を別れさせたかった理由」
「「はっ?」」
あたし達は続く由香里の言葉に目を丸くした
「何か明と自分の兄貴をくっつけたかったらしいわー人騒がせな子よ!」
「兄貴って?」
淳平が由香里に聞くと
「バスケ部のキャプテン…ってあっ来た来た」
振り向くと体育館から歩いてくるさっきの彼女…隣には背の高い男の子が並んでいた