月光~moon light~




そのとき、


真っ暗闇の中に


一筋の道ができた。




明るくない、暗い道。




進んではいけないのかもしれない。


天国か地獄へ続く道なのかもしれない。




でも、

あたしは歩き続けた。





だって、

前にも同じことをしたから。



ここに来たのは初めてじゃない。








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