月光~moon light~



そうそう、猫と遊んだんだっけ。


それで猫が落としたモノを拾って...



思い出した。




そうだ...

あたし...!!




勢いよく

ベットから飛び起きた瞬間、






「気がついたか」






あたしが座ってる、ちょうど真後ろ。



暗く、一見死角に見えるそこに座ってる"あの男"と目があった。




「・・・・っ」





叫びたいのに怖くて声がでない。




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