…いつも君を想う

彼女の手料理

俺達はバス停へ向かっていた


「ねぇ家に誰も居ないってどういう事?」


「ああ…親父が転勤で海外行ってっからそれにお袋もついてったって訳」


「そうなんだ…兄弟はいないの?」


「弟がいるけどお袋についてったから…まぁまだ小学生だからなアイツは」


「弟さん小学生なの?!」


「そうだよー歳が離れてっから結構かわいかったりするんだよなー」


「慧君が溺愛する弟さんに会ってみたいな」


ふふっと笑って楽しそうに笑う君と何時までも一緒に居たくてワザとゆくり歩いた…


バス停までの道のりが短く思えてならなかった
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