強がりの本音
『あ~愛未~ごめんねちょっと遅くなっちゃって………って誰?』
今日の愛未の姿をみて葵は固まった…
もともと顔が整っている愛未がバッチリメイクをするとかなり映える。
『愛未だよ??へ、変?やっぱり…』
『いやいや!!やっと愛未がおしゃれに目覚めたって事で喜んでるよ』
葵は無邪気な笑顔で愛未に言った。
そして葵の家へ。
葵の家はそう遠くない。
自分の家から歩いて30分程度。
だから
迎えに来てもらうのが当たり前になっている愛未。
まっそれにはエピソードがあるけれど…
それは番外編で…
葵と会話をしているとあっという間に葵の家に到着。
『おじゃましまぁす…』
『大丈夫だよ。今日親居ないからっ』
『あっそうなんだ。』
『うん。この時期になると旅行に行くのよ。結婚記念日近いから…ってこんな話はさておき……今日来る人姉ちゃんの会社の人なんだって~イケメンらしいよっ!!年上だし…愛未にはピッタリじゃない??』
葵は意地悪そうな顔で愛未を肘でつつきながら言った。
『んなことないって!!』
と否定しながらも…
心では…
(まぁそんなことがあれば嬉しいよなぁ~…笑)
なんて考えちゃってます。