強がりの本音
私は涼真さんの後を追って葵の家をでた。


すると涼真さんは車の前にいて


『遅いよ??来ないかと思ったじゃん…』

『ごめんなさい…ちょっと靴履くのに時間がかかっちゃって…』

と私が言うと…

『まぁいいけどね。ちゃんと人質はあるし??』
と悪戯っぽく笑って
私のかばんをみせた。






そんな姿に私の心臓はひっくり返りそうなくらい

バクバクしていた。


『勝手にとらないで下さいよ~』


『アハハ。まぁいいじゃん??早く乗りな??』





そして車に乗り込んだ。

< 17 / 29 >

この作品をシェア

pagetop