強がりの本音

SIDEｰ愛未ｰ


葵と待ち合わせをして

葵の買い物に付き合っている。


今日は休日だからか人が多く、
葵とときどきはぐれそうになる。

やっとの思いで着いた店は…


ランジェリーショップ

それもすっけすけのものとか…まぁ要するに普段は絶対着ないようなものが売っている店



あたしはビックリしてやっと…言葉にした一言。
『葵??あたし何も聞かされてないけど??』


最も聞かされても理解出来ないが……。



葵は赤くなった顔で

『だって～やっぱ大人を落とすにはこれくらいが必要かなって…』


ふぅーンそっかそっか。そうだよね…って!!!!


『お、お、落とす～??????!!!!!』


『うん。だって好きなんだもん!!大人っぽくなりたいじゃん??』


『まぁそうだけど…まさか葵がそこまでするとは…。』


葵は求められる交際の方が多かったから…
葵からなにかするのは初めてであたしは本当に驚いている。



『そっか。良かったねそういう人に出会えて。』

そういうと葵はまた赤くなってうんと頷いた。