強がりの本音
大満足のご様子の葵。

店を出てからも
ずっと1人で
喋ってた。


たまに相槌を
うっていたけれど。






そして
2人でカフェに入った。

まだ葵が喋り足りない様子だったからね。




そして…


『ねぇ??愛未??あたしに隠してることなぁい??』


それまで1人の世界に
入っていた葵が
突然話題を
ふってきた。


私ゎ一瞬涼真さんの顔が浮かんだけどそれを振り払って、

『なんもないょ~どしたの??急に??』


と言ったが
葵は確信を持った目で

『あの…涼真さん。好きなんでしょ??』


私は驚いた。

なにを突然
言い出すかと思えば.

誰にも話していない
涼真さんの事を
言い出し.
この全てを
見通してるかのような目で
こちらをみてきた。


私はもうこれ以上
隠す事をやめた。

全てを話した。

と言っても.

駅で会ったこと
この間の
パーティーで
会い
送ってもらったこと

笑顔を見たとき
胸がドキンとしたこと

だけだけれど。


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