ミラクル先生といっしょ。
……何だろう、凄くイライラする。まだ片思いだから、先生が私の物と言う訳でもないのに。
筆記用具とかを掴んでいる手がフルフルと震えているのが、自分でもよく分かる。
「き、きっと勉強で分からない事を聞いているんだよ」
「有得ないでしょ」
せっかくのアイちゃんのフォローも、私は台無しにしてしまう。
先生は1年生の国語だけを担当している。2年生や3年生の国語の授業は持っていない。
だから同級生が聞くならまだ分かる。でも上級生がわざわざ聞きに行くものなのかな?
「えっとね……紗世ちゃん。
先生全員がこの合宿に参加していると言う訳ではなくてね……何て言ったら良いかな」
なんとなく言っている事は分かった。そういえばそうだったっけ。
筆記用具とかを掴んでいる手がフルフルと震えているのが、自分でもよく分かる。
「き、きっと勉強で分からない事を聞いているんだよ」
「有得ないでしょ」
せっかくのアイちゃんのフォローも、私は台無しにしてしまう。
先生は1年生の国語だけを担当している。2年生や3年生の国語の授業は持っていない。
だから同級生が聞くならまだ分かる。でも上級生がわざわざ聞きに行くものなのかな?
「えっとね……紗世ちゃん。
先生全員がこの合宿に参加していると言う訳ではなくてね……何て言ったら良いかな」
なんとなく言っている事は分かった。そういえばそうだったっけ。