ミラクル先生といっしょ。
どんな理屈なのと苦笑いをするアイちゃんを尻目に、私はご飯を大盛りにして食べた。

凄い量を食べている男子がいる、とざわついていたけれどそんなの知らない。

どうせお相撲さんとか目指している人でしょ!?


「はは、豪快だね……」


ん? 後ろから声が聞こえる。この声はもしかして。

……いや、でもそうだとしたら今はこんな姿見せたくなかったんだけど。

アイちゃんが驚きながらも、少し面白がっているようにも見えたのは気のせいだと思いつつ、

気になる後ろを振り向けば。そのもしかしてはズバリと的中してしまう。


「先生……っ! え? それ1人で食べるんですか?」


こちらを見ていた先生の持っていたトレーは、大食い男子にも負けずとも劣らない量のカレーが。

って、大食い男子のカレーの量を見ていないから分からないけど。きっとこんなものだ。

先生は少しだけ苦笑いをして、“やっぱり引くかな?”と。いえいえ、そんな事はないですって!
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