神さまにおねがい!!~カミコイ~


 視界を遮る霧をキングは得意の水技で吹き飛ばす。


 森を抜けると目の前に…湖が現れた。


 一気にテレポートして…アジトに行きたいが…サイランは空間を捻らせてワザと
それを阻んでいた。


 静かな湖面の中心に渦巻き!!?



 次の刺客が姿を見せる。


 創造の神…キング…。


 彼もまた…額にカイザーと同じリングを嵌め込んでいた。



 「俺の相手らしいな…お前ら向こう岸に飛ばしてやる!!」


 キングはそう言い捨てて、いきなり俺とファラオを…激しい水の竜巻きで向こう岸に
飛ばした。



 「くそう~」


 俺とファラオは…全身びしょ濡れ…><


 「後二人か…だんだん…こっちが不利になって来たな…」


 「ファラオはもう…怖気づいてんのか?」


 俺はビビるファラオを詰る。


 「べ、別に…俺は…」


 ファラオは俺に向きに返す。


 「お前の方こそ…怖気づいてんだろ?」


 
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