Bコース
「ちなみに由香さんの借金って、男に背負わされたの?」


「そうだよ。
由香さん男に騙されて、借金抱えたんだ。」


「なるほどね。」


悟、怖い顔。


嫌になった?


「よく話してくれたね小百合。
ありがとう。
俺ちょっと用事あるから、出掛けて来るね。
それから、達也と千春迎えに行くから、小百合は寝ててね。」


小さい子にするみたいに、頭をポンポンと軽く叩かれる。


「帰ってくる?」


もうお別れなのかな。


お金ないから。


どうしよう私、悟がお金目当てでも側にいてほしい。

そんなの、私だめ女じゃん。


でも悟を失いたくない。


「本当に小百合は淋しがりだね。
少しだけ我慢して。
一眠りしたら、達也と千春連れて帰ってくるから。
可愛い小百合が、淋しくならないように、早く帰ってるからね。」










悟が出て行ったドアをじっと見つめる。


怖いよ悟。


また会えるの?


私あなたの事、好きになっちゃったんだよ。


出会ってから、短い時間なのに。





眠ろう。


起きた時に、会える事を信じて。
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