ヤンキー君のお隣に♪<完結>
「あっ、高倉君! おはよう!……あれ?…あの子は?」


鈴原は俺の後ろにいた奈保に視線を向けた。


「俺の彼女、奈保って言うんだ」


「はじめまして。木下奈保です」



「へー!…あなたが噂の彼女!?…高倉君から彼女できたって聞いてたけど…やっぱりお似合い♪…あっ、私は鈴原琴音。よろしくね」


「あっ…うん」


「あっ、二人とも上がって、上がって!」


「あぁ」

玄関に入って靴を揃えて、鈴原の部屋に入る。


部屋に入るとこの前、来たときと、だいぶ変わっていた。


「びっくりしたでしょ?…模様替えしたの」


「へぇー」
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