ヤンキー君のお隣に♪<完結>
そう決めたはずなのに…
なんで、私…こんなに諦め悪いのかな?
友達の恋でしょ?
応援してあげるのがフツーだって、松山君にもそう言ったじゃない…。
なんで?
なんで、いつまでも…引きずってんのよ!
こんなの私らしくない。
でも、諦めたくないって気持ちも正直、ある。
だって、初恋なんだもん。
こんなに人を好きになったのはじめてなんだもん。
そりゃ、入学当時は高倉君に脅されること多くて、高倉君が大嫌いだったけどさ…
でも、そんなとき彼の瞳はいつも揺らいでいた。
まるで
「こんなこと、したいわけじゃねぇのに」
って言っているように。
私には彼が、好んで不良になっているとは思えなかった。
そう思うようになってから、私は彼のことを気にするようになっていった。
そうしていつの間にか好きになっていたんだ。