ヤンキー君のお隣に♪<完結>
「…どう?傑作でしょ?今、そっこうで作ったんだよ、天才じゃない?」
有紀、あんたは私の心友。
それはわかってる。
でも、今だけ…
今だけ…
「ねぇ、殴っていい?」
「……なんで、なんで!?そんな嫌だった?」
「嫌になったに決まってんでしょ!!こっちは本気で悩んでるの!」
「ふーん、なるほどぉ~舞も恋する乙女になったわけだ」
「別に…そんなんじゃない」
「ふーん」
なによ、ニヤニヤ笑っちゃって。
「あのさ、舞。私、松山君の良い情報手に入れちゃった。知りたい?」
「何?」
「松山君ってさ…」