君と一緒に幸せを探して。
――キーンコーンカーンコーン


8:00と合図するチャイムが鳴った。


俺は欠伸をしながら教室を出て、外に向かった。


結局玲亜はこなかったし、二年生は俺だけ。


「おはよーございます。」


先に集合場所に着いてた、先生と先輩に挨拶をした。


そして、ちょっと遅れて一年生が来た。


「おはようございます。」


そう一言残して一年生は端の方へ行った。


俺は欠伸が耐えることがなかった。


それでも「おはようございます」の挨拶を続けていた。


――キーンコーンカーンコーン


挨拶運動の終了のチャイムがなった。


「今日はこれで終わります。」


先輩が終わりの挨拶をして、俺は教室に戻ろうとした。


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