君と一緒に幸せを探して。
────ジリジリジリッ


目覚まし時計がなる。いつもと変わらない光景。


俺はあの夢を見ることなく、ぐっすりと寝ていた。


ちょっと、安心した。


俺は布団を畳み、椅子に座った。


机の上には散乱した消しゴムのカス。それと、教科書の山。


誰が見たって「汚い」って言うだろう。そんな状態だった。


俺はそっと消しゴムのカスを集め、ゴミ箱へと捨てた。


ちょっとは綺麗になったかな?


俺は部屋を出た。そして、リビングへと行った。


お父さんは今日は休みなので家にいる。


俺はそんなお父さんを見て、「おはよう」それだけを言った。


そして俺は用意された朝ごはんを食べた。


今日は、おにぎりとウインナー。ごく普通の朝ごはん。


俺はそれをおいしそうに食べる。ってかおいしい。
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